これまでの嵐のライブや、番組を見返していても、このくらいのときに話があったんだなと思うことはあるけれど、やっぱりという思いは浮かんでこない。
まったく予想もしていなかったからだ。
小さな点と点が一箇所に集まって、すごい勢いで積み上がることもなかった。
UBの件も、なるほど。そんな見方もあるかと、ただただ楽しく驚いている。
一瞬もユニットバス以外のことが浮かばなかった。
私の中でメッセージが含まれていたかもしれないことが、可能性として存在していなかった。
なんて幸せなことなんだろう。
嵐の中で話が出て、それぞれが考え、結論を出して、事務所に報告して。
どんなときも1mmたりとも出さなかった。
だからこそ、私はこんなにすぐに100%を受け入れて、全力でついていくとエンターキーを押せたのだと思う。
嵐の魅力は、仲の良さもある。
だけれど、一番は、1人1人のメンバー。
そんなことが会見から伝わってきた。
2020年12月31日で、嵐は一旦『嵐』をたたむ。
それまでのおよそ2年の間、ファンはどうしたらいいのか。
『今』を大切に過ごすことではないか。
2020年12月31日という期限が設けられたことで、その先のことがどうしても気になってしまう。
心配になってしまう。
だけれど、『今』本当に大切なのは『今の嵐』と生きることだと思う。
その日のあとのことは、2021年が『今』になったら考えよう。
今は今しかない。
誰にだって今を生きることしかできないのだから、せめて全力で嵐との時間を過ごそうと思う。