記者会見をみはじめて、すぐに安心した。
それは、彼らに解散という文字は存在していないということがわかったからだ。
「もしも5人に再開したいという気持ちがまったく浮かんで来なかったら」
ファンクラブ動画を見て、言いようのない感情をもたらした。
だけどそれは違っていて、自由な生活も送ってみたい、だけど、嵐が好きで大切なことには、なにも変わりがない。
それだけで、彼らの決断を、受け止めるのをすっ飛ばして、受け入れられた。
全力でついていくことを決めた。
でも、受け入れるまでの時間がどれだけかかるかという問題であって、私にはついていかないという選択肢はそもそも並んでいなかった。
きっと嵐は嵐が好きすぎて、嵐に関わっていかないなんてないと、勝手に思っている。
だからこそ、思いが浮かんでくる日は必ず来ると断言できる。
2021年からは、たまりに溜まった休暇を使うとき。
普通の休日、盆暮れ正月。
ありとあらゆる休暇を一気に取得するようなイメージでいる。
それがいつまでなのかは誰にもわからないけれども、彼らにのんびり過ごしてもらいたい。
私は翔くんに「美味しいご飯を食べて、美味しいお酒を飲んで、5人で楽しく仕事をしてもらえたら、もうそれだけで十分すぎる」と思っていた。
それは翔くんだけじゃなくて、5人に対して共通の思い。
zero冒頭。
帰って嗜んでしまったので顔が驚くほどむくんでまして。
これも僕のファンの人は慣れっこなんで多分大丈夫だと思います。
この言葉に、照れてしまった。
オトノハで綴っていた、「必ず見てくれているあなたへ」をわかりやすく形として出してきた第1弾。
そんな風に「あなたたちのことはちゃんとわかっていますよー」と言われると、嬉しいけれど、くすぐったいような気持ちになった。
ひとつひとつ、もっとも正しく伝えられる言葉を選びながら話していた翔くん。
それは私がずっと見続けてきた翔くんで、彼らは何も変わっていないんだということを、重ねて感じた。