3/9発売のこの雑誌を思わず買ってしまいました。
900円と若干高いような気もしますが、値段以上の内容です。
私は普段インタビューで買うかどうかを決めるのですが、インタビューはもちろん、写真の質が高くて、すぐに売り切れてしまうお店も出てきそうです。
写真集のような雑誌。
そんなわけで、ここからは私の感想もあわせてお話していきます。
特集 松本潤、大人の男を演じる
この会話では、潤くんが芝居というものとどう向き合っているのか、ということが現れているように思います。
私は、潤くんがドラマに出る、映画に出ると聞くと、とても楽しみです。
コンサートの演出がどういうものになったのかを知るのが楽しい、と似ている部分があります。
潤くんの出ている雑誌をなにが基準で買うのか、ということを考えたときに、私は潤くんが見せる世界が好き。
だから演出の話とか、仕事をどう考えているのかということが話されている雑誌を選ぶんですよね。
私に限った話ではなくて、好きになった人が見る世界、つくりあげた世界を知りたいという人は多いかと思います。
完成した形で披露されるステージや映像を観ることももちろん好きですが、それ以上になんでその演出にしたのか、どういうことを思ってその行動に出たのかを知ることが好きです。
コンサートDVDとかも本編よりもメイキングのほうを見入ってしまうなんてこともあって、そのことをどう受け止めたらいいのか、いまだにわかっていません。
結果は大事だけど、まずは楽しんで自分たちがやるかどうか。
という話も出てきましたが、嵐を好きになってから、結果ばかりを観ていては楽しくないということを知りました。
視聴率とか興行収入とか、売上やランキング。
実際、ジャニーズや嵐はビジネスなわけだから、数字にこだわるというのは当然のことなんですよね。
でも、ファンはそうじゃなくていいのかな、ということは、ここ3年くらい思っています。
ドラマは視聴率が注目されることが多く、ネットのニュースなんかでも毎週のように視聴率何%、前週比プラスいくつ、なんて話がたくさん出ます。
そういうものって、人気の目安になります。
でも、あくまで「目安」なんですよね。
目安としてどうかということであって、視聴率が低いから全員がつまらないと感じるかというと、そうではないと思います。
CDの売上なんかがわかりやすくて、たくさん売れたから絶対に良い歌ということではないわけで。
好きなものは好きでよくて、周りに流される必要はないということが、私が嵐を好きになって教えてもらった一番大きなことかもしれません。
役者・松本潤の ”原点”
新聞の社説のようなものを勝手に感じたのですが、下のほうを見てみたら橋本達典さんという方の名前がありました。
お名前をはじめて知り、どういった方なのかを調べましたら、取材をされている方とのこと。
かねてより嵐のインタビューをされているそうで、ばっちりと私のメモリに記憶しました。
嵐と実際に会って、話をして、仕事をしている。
嵐を肌で感じているともいえる方が見る潤くんを知ることができたように思います。
当然といえばそうなのですが、ファンが見る彼と、ファンじゃない人が見る彼と、仕事を一緒にする人が見る彼は、どれも違うように思います。
ファンが見る彼と、ファンじゃない人が見る彼が、一番差があって。
ファンが見る彼と、仕事を一緒にする人が見る彼は、同じようで違う。
ファンが見るのは新たな一面とか、ファンじゃないと知らないこととかで、
ファンじゃない人が見るのは「嵐」 松本潤。
ファンが見るのは嵐という団体に所属をして活動している松本潤。
仕事を一緒にする人が見るのは松本潤。
ファンは人として好きという部分もあるので、仕事を一緒にする人がどう見ているのかを知りたい。
こういった、潤くんとの対話をしていないときに出る話を聞けたことが、一番この雑誌を買ってよかったことだと思いました。
ポスター製作現場密着
続きましても橋本達典さんの文章。
なんだか橋本達典さんの視点が好きになりつつあります。
先の笑顔から一転、すでに完成した深山がそこに。これぞ、松本潤。ふむむ…!
引用元:TVガイドPERSON vol.43 P.19
切り替わる瞬間の描写で「ああ、芸能界に立ち続けている人なんだな」ということが思い浮かびました。
ドラマもジャニーズだから、嵐だからという理由でオファーされることもあるでしょうけど、それ以上のもので返すということをし続けてきたから、いろいろな人から、いろいろな現場に声がかかるのだと思います。
どんなに事務所がすごかったとしても、本人が一緒に仕事をする人に認められなければ、輝き続けることはできないわけで。
嵐というプロジェクトの一番前に立つ5人は、最前線といわれる場所に立ち続けていて、いつも戦っていて、ファンとしては嬉しいことだけれども、たまに心配になります。
輝き続ける彼らの進む道についていくことは、幸せなことですし、「心配になる」なんていうのは贅沢なことなのかもしれない。
でも、もっとゆっくりでもいいんじゃないの? なんて思っている私も、たしかにいます。
チャレンジし続けている彼らのことが好きになった。
でも、チャレンジし続けている彼らじゃないと好きじゃないのか、と聞かれたら、今の私は答えを持ちあわせていない。
その答えを出すというのは難しいことだけれど、その答えを見つけられないと、彼らを取り巻く環境に大きな変化があったら、芯を持ち続けることができるのかどうか、私はわかりません。
きっと、どんな彼らでも嫌いになることなんてできないんでしょうけどね。
まとめ
今回初めてTVガイドPERSONを買ったわけですが、できることなら定期購読したいです。
そうはいってもなかなかのお値段なので、しばらくは叶いそうにありません。
写真集のような雑誌なわけですが、よく見てみると「話題のPERSONの素顔に迫るPHOTOマガジン」とありました。
そりゃあ質もいいわけですよね。
一通り書き終えてから気がつきました。
聞きたいお話を聞くことができて、今後も何度も読みそうです。
雑誌の休刊や廃刊が相次ぐこの時代ですが、その流れに負けずにこの先も存在し続けてほしい雑誌です。
これからほかのページも読んできます。
ご購入はお早めに。